240シリーズのデビューは74年
240シリーズのデビューは74年。エステートが245、265と呼ばれた。これはボルボが83年までシリーズ名+エンジン気筒数+ドア数、という法則に従って車名をつけていたからだ。つまり、245は200シリーズの4気筒エンジン、ドア数5枚=ワゴン、という具合。240シリーズが画期的であったのは、ボルボ=安全車というイメージを決定づけたことにある。そのことはアメリカ交通安全協会が240シリーズを購入し、車両安全基準を定めるためのモデルカーにまでした。80年代以降は直4 2.3Lをメインユニットとし、GLとGLEの2グレードのみ展開された。(1989.10)
- ボディタイプ
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ステーションワゴン
- ボディサイズ
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4785×1715×1475
- カラー
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ダークブルー, 紺色, 青色, シルバーメタリック, シルバー, シルバーグレーメタリック, グレー, ホワイトソリッド, 白, ミドルグレーメタリック, ブルーメタリック, ライトブルーメタリック, レッド, 赤色
ボルボ伝統のワゴンイメージが宿るコンパクトサイズのワゴン。V4Oは、オランダに作られた三菱とボルボの合弁会社による、ミディアムクラスカーの企画・生産を行う“ネッドカープロジェクト”から始まったもの。同プロジェクトの生産による、三菱自動車のカリスマがV40の兄弟車にあたる。とはいえ、しっかりとボルボ流の味つけが施されており、デュアルエアバッグやカーテンエアバッグ、SIPSなどの上級モデル譲りの安全装備が標準装備された。エンジンはすべて直列4気筒DOHCで、自然吸気の1.8L&2Lと、ターボの1.9L&2Lの4種類が用意され、駆動方式はFF(前輪駆動)のみの設定。(1997.10)
ボルボの入門モデルとなるベーシックなエステート(ワゴン)。この2代目モデルはフォードやマツダとの共同開発とされた。全長が短いコンパクトなボディながら、衝突安全性能は最上級モデルのS80並みとされ、ボルボならではの高い安全性を示している。エンジンは直5のDOHCで、2.4LがNA、2.5Lがインタークーラー付きターボの2種類。全車に電子制御5速のギアトロニックATが組み合わされる。外観デザインはボルボのアイデンティティを踏襲したものだが、インテリアにフリーフローティングスタックを採用した独特のデザインを採用する。(2004.5)
アッパーミドルクラスの代表的なステーションワゴン。ボルボの伝統ともいうべき直線基調のスタイルと高い安全性能により、一躍ワゴンのスーパースターになった。V70という呼び名は97年モデルから採用されたもので、元となっているのは850エステートである。V70はそのマイナーチェンジ(後継)モデルだが、フルモデルチェンジなみともいえる、およそ1800箇所にも及ぶ大改良を受けて誕生した。デビューと同時に、ボルボ初となる4WDモデルの“AWD(ALL WHEEL DRIVE)”がラインナップされたことも大きなトピックスだ。(1997.2)
モデルの呼称システムが統一、一新(一部07モデルから)され、エステート(ワゴン)モデルは“V”ラインと呼ばれるようになった。またダイナミック/ラグジュアリーという2タイプのオプションパッケージが用意された。(1997.8)
輸入車のステーションワゴンのトップモデルとして長期にわたって人気を集めているのがV70。850シリーズから始まるFF方式を採用するアッパーミドルクラスのエステート。直列5気筒エンジンを横置きに搭載するという独自のレイアウトは、スペース効率の高さ、安全性の高さと軽快でスポーティな走りが特徴。ひと回り大きくなったボディは力強さが表現され、室内空間やラゲージスペースが拡大されて使い勝手が向上した。エンジンは2.4Lのロープレッシャーターボで147kWのパワーを発生する。(2000.4)
ボルボの中心モデルとなるステーションワゴン。高級感を増した、一回り大きくなったボディにはV70初となる直6エンジンを搭載、ツインスクロールターボも用意される。外観はワイドショルダーやボンネットのVシェイプは継承しつつ、これまでの箱形よりラインと傾斜を用いたデザインでダイナミックさを表現。六角形をモチーフとしたリアエンドも特徴的な仕上がりとなった。室内は人間工学に基づいた、丸みを帯びた長方形で構成されたデザイン。独自のフリーフローティングセンタースタックも採用される。ラゲージはさらに広くなり、電動式パワーテールゲートも装備される。側面衝撃吸収システムをはじめとする、安全装備ももちろん万全だ。(2007.10)
ボルボ初の4WDモデルとなったV70AWDをベースに、悪路走破性を高めたモデルがXC70だ。車高をフロント側で25mm、リア側で35mm高くして走破性を高めた、いわゆるグランドワゴン仕様だ。内外装ともにベースとなったV70よりもSUV色の強いデコレーションで、一躍人気モデルとなった。搭載される2.5Lの直5DOHCライトプレッシャーターボは、193psと分厚いトルクを発生し、ビスカスカップリングによって前後輪に適切なトルクを配分する。前輪の空転に応じてブレーキを制御するトラクションコントロールや後輪の空転に応じてデフをロックする機構も採用された。(1998.9)